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競馬ブックの短評とコンピューターファクター分析の印との関係

競馬ブックの短評をご存知でしょうか?

馬柱の右上に小さく書かれている、そのレースをイメージする4文字以内の言葉です。
下の画像だと、右上に書かれている"上位拮抗"というのがそれにあたります。

keibabook-co-jp Picture 2
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集めているデータでは現在30種類あります。もっとあるのかもしれませんが・・・。
この短評で荒れ具合をイメージできるのですが、実際は短評から受けるイメージと異なる結果も多々あります。
それを数値で確認するためにコンピューターファクター分析の印を使いました。
"荒れ具合"なので本紙の印との関係でも良いとは思うのですが、人が変われば傾向も変わるのと、稀に本紙が穴を狙っていることもあるので、"荒れ具合"を探るという観点からは不向きと判断しました。
それと比べ、コンピューターファクター分析の印(下の画像の右の印)は解析した数字の合計の順位に単純に印を打っているのでブレも少ないと考えられます。
因みに印の順位は◎→○→▲→×(二重三角の代替え)→△→印なしです。

keibabook-co-jp Picture 2
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で、まとめたのが下の表です。
表中に記載されている意味は、
単・・・単勝推奨
複・・・複勝推奨
ヒ・・・ヒモ推奨
です。
これだけで馬券を獲れるというものではないのですが、予想の参考になればと思います。
表中右に※とあるのはサンプル数が少なく暫定評価とお考えください。

× 印なし
1 頭堅い 単・複
2 穴ムード
3 荒れ模様 単・ヒ 単・ヒ
4 一角崩し
5 大駆警戒
6 混戦模様
7 高配含み
8 差要注 単・ヒ
9 実力五分
10 主力対等 単・ヒ
11 順当
12 上位拮抗 単・ヒ
13 小波乱 単・複
14 先行警戒
15 先行有利
16 流し買い 単・複 単・複
17 難解 単・ヒ
18 逃げ注意 単・ヒ
19 中心不在 単・複
20 波乱必至
21 波乱含み
22 ヒモ穴注
23 ヒモ探し 単・複
24 伏兵多し 単・ヒ
25 伏兵浮上 単・複
26 平穏
27 まんじ巴 単・ヒ
28 三つ巴
29 惑星台頭
30 惑星注意 単・ヒ


評価判定は期待値を使っています。
高い的中率でも期待値が低く、買い続けるとマイナスになるような馬は空欄にしています。
"単"や"複"の印の入っているものは期待値が100を超える馬です。
"ヒ"は全データの平均を上回って尚且つ期待値がプラスの馬です。
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オフロード仕様の逃走劇シルポート

2010年10月10日(日) 4回東京2日目 10頭 [15:45発走]
【11R】  第61回毎日王冠
3歳以上・オープン・G2(別定)(国際)(指定) 芝1800m (A)

【レイティング平均値】 66.0 【軸馬候補範囲】 能力下位馬 【スピード指数評価基準値】 90

[能力上位ノウリョクジョウイウマ]
1 ネヴァブション 68.4 上- 95   -- ---総 23.5% 4   GⅡ 1着 
5 ショウワモダン 70.4 上- 96 適フ 騎--総 25.6% 3 GⅠ 1着 
6 マイネルスターリー 69.1 上- 98 適フ -厩-- 46.6% 3 GⅢ 1着 
9 スマイルジャック 69.2 上- 103 適フ --種総 16.7% 4 GⅠ 2着 
[能力ノウリョク下位カイウマ]
2 ペルーサ 63.8 上- 100 適フ ---- 80.0% 3 GⅡ 1着 
3 エイシンアポロン 60.1 上- 88 -- 騎厩-総 22.2% 8 GⅠ 2着 
4 アリゼオ 61.0 -- 90 適- ---総 50.0% 5 GⅡ 1着 
7 シルポート 66.3 -- 90 適- ---- 39.5% 0 GⅢ 2着 
8 トウショウウェイヴ 66.0 上同 89 適- ---- 24.0% 0 GⅢ 3着 
10 アドマイヤメジャー 66.1 -- 85 適フ 騎-種総 66.0% 2 GⅢ 3着 


※左から馬番、馬名、レイティング、能力ランク、レイティング推移、レイティング同点、スピード指数、レース適性、ファクター印、騎手ランク、厩舎ラン ク、種牡馬ランク、総合ランク、人気評価、リズム勝率、格ポイント、格


単勝  4 ¥1580
複勝  4 ¥480 / 3 ¥510 / 1 ¥490
枠連  3-4 ¥8370 (24)
馬連  03-04 ¥7680 (29)
ワイド 03-04 ¥2170 (28)/ 01-04 ¥3510 (40)/ 01-03 ¥2900 (36)
馬単  04-03 ¥15970 (59)
3連複 01-03-04 ¥40990 (102/120)
3連単 04-03-01 ¥315200 (594/720)

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競馬予想私論(調教)

またまたこの表です。

keibabook-co-jp Picture 2
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調教といえば、追い切りの種類や強さタイムといったものが一般的ですが、私の場合はTMまかせw
細かいとこまで突き詰めても、各調教師の調教方針に種類があり過ぎて煩わしい上に馬券的中とは別の話のような気がします。
それならいっそのことアウトソーシングですw

判断の方法は簡単です。


    この方法で選ばれた馬を追い切り特注馬と記載して特別扱いしますw
    データーは取ってませんが、かなり成績は良いはずですよ。
  1. コンピューターファクター分析調教の欄に何らかの印がある 調教欄の矢印が上向きである(2012.1.7追記)

  2. スピード指数が過去2走以上分あってそれらは全て同じ馬場(芝、ダート) ※海外、地方成績は除く


  3. 上記2点を満たす馬の中で下記を満たす馬が該当する馬となる。


  4. スピード指数の近3走(近2走)の最大値を記録したのは前走ではない

  5. スピード指数の近3走(近2走)の最大値を記録したのは前走で、3走前→2走前、2走前→前走と数値を下げていない ※同点は可

| 調教 | 15:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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競馬予想私論(近走のタイム)

タイムの勉強は馬券を買う人間にとって避けては通れない道でしょう。

ペースという概念が一般化してからは、更に難しくなってしまいましたが、基本的な事は頭に叩き込んでおくことを薦めます。ひょっとしたら、レースの結果を理論的に説明できるのはタイムくらいじゃないかとも思います。

ただ、このタイム理論も突き詰めると、ラップにまで及んで精査しなければならず、神経質な人だと1レースに掛かる予想時間が半端でなくなるのも事実です。
競馬だけのために時間を費やすわけにもいかないので、私は手っ取り早く競馬ブックスピード指数を利用しています。

下の写真が競馬ブックに掲載されているスピード指数の欄です。

keibabook-co-jp Picture 2
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予想レイティングを使っているのにスピード指数なんていらなくね?」


そう思われる方がいるかと思いますが、スピード指数レイティングには決定的な違いがあります。

レイティングはその馬の潜在能力がわかります。
最大でどのくらいの能力を発揮できるかの目安になります。
近走を重視しているとはいえ、デビューしてから現在までの数値の合計なので、その馬を"線で追っている"と言えるでしょう。

一方、スピード指数はレース毎の数値なので、"点で追っている"ことになるんですね。
どんなに潜在能力が高くても、今走にその能力を発揮できる状態にあるのか?という問いに的確に回答できるのはスピード指数かと考えます。
レイティングの弱点を補うことにも一役買ってくれます。

しかし、このスピード指数にもレイティング同様、問題点があります。

  • 中央場所のみが数値のカウント対象

  • レースの状況による修正が甘い

  • タイムを計時したときに必ずしも好着順ではない


1つ目はレイティングと同様です。
あまりにも過去の数値になるときは他の要素を絡めて、アナログ的な修正が必要になります。迷うくらいなら買っておけ!が自論ではありますが。

2つ目は、長い間この指数を利用してきましたが、どうも修正が甘く感じます。
このスピード指数は決して着順通りに数値が高くなることのない(例:2着馬が1着馬の数値を上回ることもある)優秀なものですが、特に、道中の不利、馬場の違い(芝、ダート)、馬場のコンディション(重馬場など)の修正がしっくりこないんですね。
そこで、既成の修正法を拝借して自分なりにアレンジして使ってます。
既成の修正法はネタバレ的にサイドバーの"Reccomend Item"のところにコッソリと載せていきますので、関心のある方は一読をお勧めします。

3つ目はペースや馬そのものによることが大きいです。
例えば、準オープンを昇級して初めての重賞に出た馬がいるとします。道中のペースは準オープンより当然速くなるわけで、ついていっただけでベストタイム。だけど惨敗といったことが起こります。
それと、馬の個体差によりますが時計の掛かる馬場がもともと得意で、速い時計の出る馬場が苦手な馬ってのがいます。
この辺は、馬の格や特徴を見ていかないと修正が出来ないものです。コチラも"Reccomend Item"でw


スピード指数の弱点を踏まえて、私の場合は以下のように使用しています。

  • スピード指数の最低基準値を求める

  • レイティングで振り分けた能力上位馬でスピード指数の基準値の満たない馬は消しの対象

  • 修正したスピード指数が100を超える馬は買いの対象


最低基準値の算出の方法は既成の方法の流用です。(注:表にある昇級点とは関係ありません)
能力上位にあっても、そのパフォーマンスを発揮できる状態にない馬はどんどん消去です。スピード指数以外に気になる美点があれば別ですが、基本は消去の対象です。

表に出ている近3走のベスト数値を修正して使ってます。
競馬ブックのスピード指数の範囲は0~100ですが、修正すると100を超える時があります。100を超えたモノは100とする方法もあるのですが、私はどの程度100を超えたかも確認したいので超えたままの数値を採用しています。100を超えた馬の好走率はそこそこ高いです。

| タイム | 10:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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競馬予想私論(馬の能力)

競走馬の能力をはかる方法は色々あるのですが、現在は競馬ブックのを利用しています。

一時は、自分で"指数作り"を趣味のようにやってはいましたが、既成のモノが計算違いもなく、何といっても楽ですw
下の写真が競馬ブック上に記載されているレイティングです。

keibabook-co-jp Picture 1
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馬柱の予想印の欄の上部にあるやつですね。
(70.7)71.3・・・()内の70.7が前走時の数値で、その隣の71.3が今回の数値です。

私の使い方を説明をする前に注意点をいくつか。

  • 中央場所のみが数値のカウント対象

  • 芝、ダートで分かれていない

  • 数値の範囲は約40.0~75.0程度

1つ目は数値のカウントの対象ですが、これは中央場所のみです。
地方での成績、海外での成績はカウントされません。
()内の数値は前走と説明しましたが、これも前回中央で走った時の数値です。

2つ目は馬場によって数値は使い分けていないんです。
芝の一流馬がダートに初参戦してきても、いきなり能力上位だったりします。

3つ目は数値の範囲です。
こういう数値を見ると無意識に数値の範囲は0~100なのかと思いがちですが、かなり数値の範囲は狭いです。
一流と呼ばれるような馬は70点台になりますが、一般的な馬はほとんどが60点台くらいまでが限界です。
数値の範囲が狭いので1ポイントの重さはかなり重いことを理解しておかないといけません。


私はこのレイティングを使って、出走馬を大きく2つのグループに分けています。
ザックリ説明すると全馬のレイティングの平均点より上か?下か?という分け方です。厳密には少し違うのですがザックリした説明ということで。
2つに分けたグループを能力上位グループ、能力下位グループとして、グループ毎に違う予想手法を使います。

能力上位グループは更にクラス分けをしています。
数値に応じてS←A←B←Cといった感じです。
他に能力下位グループにZというクラスを設けていますが、これはレイティングの仕組み上の問題で数値が低くなり過ぎた馬につけるクラスです。このクラスは人気などを見ながら判断が必要ですよと促すための印みたいなモノです。

2つのグループのバランスを見て、能力上位から軸馬を選択するのか、能力下位から軸馬を選択するのかを決めます。
ちなみに、ここ最近の能力上位グループの重賞での勝率は70%を超えています。競馬ブック掲載のレイティングの実力の高さが分かると思います。

能力の確認以外にも、おもしろい使い方もあります。
かなりオカルトですが、全馬のレイティングの平均値と同点の馬は良く好走るんで必ずチェックしています。

出走メンバーの中にレイティングが同点の馬がいる場合も良く好走します。好走する上に穴をあけることもしばしばです。レース条件や同点馬の頭数によって使い分けが必要ですが、単純に同点の馬を探して買ってみてもそれなりの結果になると思います。


こんなに素晴らしいレイティングですが弱点もあります。
この弱点は私の考えですが、上の注意点とあわせて頭に入れておく良いでしょう。

  • 休み明けによる不利などは数値に反映されていない

  • 成長著しい若駒の成長度に数値が追いつかない

  • 能力が衰えてきた高齢馬の衰退度に数値が追いつかない

これらは競馬ブックのレイティングに限らず、能力指数系のものはみな同じような問題を抱えているのではと思います。
これらを補うには、やっぱ他の要素が必要なわけですよ。

最後にモノをいうのはアナログ的なカンではありますが。

| 馬の能力 | 14:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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