HANDS ALL OVER / MAROON 5
もう、14~15回聴きました。
聴きまくり。
これ秀作ですよ。
4曲続けて気持ちの良いテンポで始まり、後半のボーナストラックまで相変わらずのクオリティの高さを発揮してますね。
マルーン5ファンは迷わず買いです。
日本盤にはCrazy Little Thing Called Love (Acoustic)※クイーンのカバー、Wake Up Call (Live)の2曲が追加されていて、iTune Storeのデラックス盤にはThe Air That Breatheが収録されています。
で、こいつが傑作かというとちょっと疑問。
シングルカットされているMiseryなんかからも感じられると思うんだけど、今までのシングルカットと比較するとパンチが足りない。感動の壁を超えてこないんだよなぁ。
『Songs About Jane』のThis Loveや『It Won't Soon Before Long』のMakes Me Wonderは衝撃が走ったもんなぁ。
ただ、それぞれの曲は本当に粒ぞろいで、"マルーン5の中で3~4番目に好きな曲を集めました"的な感じがする。
また、プロデューサーのRobert John "Mutt" Longeの影響か1曲1曲が完璧に作り込まれていて、ベスト盤でも聴いているような密度の濃さが、かえってメリハリがないように感じるのかもしれない。これが、立った曲がないように感じる原因ではなかろうか。
マルーン5を初めて聴く人が、このアルバムを聴いて、次回作が待ちきれないとはならないと思うなぁ。
意図的だとは思うけれどポップに寄り過ぎたかも。
歪んだギターが合うロックっぽい曲も多く欲しかったが、タイトルチューンのHands All Overのみとは寂しい限り。ポップスバンドではなく、あくまでロックバンドであって欲しい。
それと、最初のシングルカットはGet Back In My Lifeだったかな。C/WはLast Chanceあたりだとアラフォーはシビれるだろうなぁ。
Miseryを最初に持ってくるより、かなりイメージが違ったと思う。
もちろんMiseryも良い曲。
ベースラインのカッコいい曲だと思うが、アコースティック・ヴァージョンはギターがカッコいいよ。
クオリティは高く、セクシーでセンスの良さは健在なんだからファンは買い。
初めての人は1stの『Songs About Jane』を聴いてからでも遅くありません。
ライナーノーツにあるように、このレベルの高さでもまだまだ土台の段階なのかも知れない。
そう思うと、次回作が待てなくなってきた。
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