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競馬予想私論(馬の能力)

競走馬の能力をはかる方法は色々あるのですが、現在は競馬ブックのを利用しています。

一時は、自分で"指数作り"を趣味のようにやってはいましたが、既成のモノが計算違いもなく、何といっても楽ですw
下の写真が競馬ブック上に記載されているレイティングです。

keibabook-co-jp Picture 1
※クリックで画像は拡大します

馬柱の予想印の欄の上部にあるやつですね。
(70.7)71.3・・・()内の70.7が前走時の数値で、その隣の71.3が今回の数値です。

私の使い方を説明をする前に注意点をいくつか。

  • 中央場所のみが数値のカウント対象

  • 芝、ダートで分かれていない

  • 数値の範囲は約40.0~75.0程度

1つ目は数値のカウントの対象ですが、これは中央場所のみです。
地方での成績、海外での成績はカウントされません。
()内の数値は前走と説明しましたが、これも前回中央で走った時の数値です。

2つ目は馬場によって数値は使い分けていないんです。
芝の一流馬がダートに初参戦してきても、いきなり能力上位だったりします。

3つ目は数値の範囲です。
こういう数値を見ると無意識に数値の範囲は0~100なのかと思いがちですが、かなり数値の範囲は狭いです。
一流と呼ばれるような馬は70点台になりますが、一般的な馬はほとんどが60点台くらいまでが限界です。
数値の範囲が狭いので1ポイントの重さはかなり重いことを理解しておかないといけません。


私はこのレイティングを使って、出走馬を大きく2つのグループに分けています。
ザックリ説明すると全馬のレイティングの平均点より上か?下か?という分け方です。厳密には少し違うのですがザックリした説明ということで。
2つに分けたグループを能力上位グループ、能力下位グループとして、グループ毎に違う予想手法を使います。

能力上位グループは更にクラス分けをしています。
数値に応じてS←A←B←Cといった感じです。
他に能力下位グループにZというクラスを設けていますが、これはレイティングの仕組み上の問題で数値が低くなり過ぎた馬につけるクラスです。このクラスは人気などを見ながら判断が必要ですよと促すための印みたいなモノです。

2つのグループのバランスを見て、能力上位から軸馬を選択するのか、能力下位から軸馬を選択するのかを決めます。
ちなみに、ここ最近の能力上位グループの重賞での勝率は70%を超えています。競馬ブック掲載のレイティングの実力の高さが分かると思います。

能力の確認以外にも、おもしろい使い方もあります。
かなりオカルトですが、全馬のレイティングの平均値と同点の馬は良く好走るんで必ずチェックしています。

出走メンバーの中にレイティングが同点の馬がいる場合も良く好走します。好走する上に穴をあけることもしばしばです。レース条件や同点馬の頭数によって使い分けが必要ですが、単純に同点の馬を探して買ってみてもそれなりの結果になると思います。


こんなに素晴らしいレイティングですが弱点もあります。
この弱点は私の考えですが、上の注意点とあわせて頭に入れておく良いでしょう。

  • 休み明けによる不利などは数値に反映されていない

  • 成長著しい若駒の成長度に数値が追いつかない

  • 能力が衰えてきた高齢馬の衰退度に数値が追いつかない

これらは競馬ブックのレイティングに限らず、能力指数系のものはみな同じような問題を抱えているのではと思います。
これらを補うには、やっぱ他の要素が必要なわけですよ。

最後にモノをいうのはアナログ的なカンではありますが。
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